行政書士の仕事をしていると
登記事項証明書に接することが多いし、登記事項証明書についての知識がないと仕事ができないという事項もでてきます。
一般の方にはなじみの薄い登記事項証明書について説明していきます。
登記事項証明書は、
登記申請により登記事項を登録し、こんなことが登録されていますよ、という証明書です。
登記には商業登記と不動産登記があります。
商業登記は株式会社をはじめ法人の登記のことをいいます。
不動産登記は土地と建物の登記をいいます。
商業登記は、法人の商号、所在地、設立年月日、役員の氏名など法人の基本的な事項を登記し、
登記事項証明書はその情報が記載されています。
法務局でだれでも申請し、入手することができますので、
取引を開始する際に入手することも多いのです。
その登記事項証明書は、履歴事項全部証明書と現在事項全部証明書の2種類があります。
現在事項全部証明書には、抹消された情報など一部の情報は記載されませんので、
一般的には履歴事項全部証明書を入手します。