契約書に反社条項を加えることは今や常識をなっています。
私も業務委託契約や売買契約などのリーガルチェックを受託することがありますが、必ず反社条項を加えています。
しかし、実際に契約を締結するにあたって、反社チェックをすることは少ないでしょう。
私も前職の際も、反社チェックの担当でしたが、
反社というよりコンプラチェック、評判チェックといった方がよいかもしれませんが。
では、実際にどうチェックすればよいのでしょうか。
まずはインターネットで検索することで、過去に事件があればヒットするでしょう。
でも社長の評判などは 所謂 ガセ も多く、真実であるかどうか判断がむずかしいことも多いでしょう。
次に信用会社などに調べてもらう、コストはかかりますが、
情報を入手することはできるでしょう。
反社かどうかは暴対センターに照会する方法がありますが、
協会に入会しないと難しい場合もありますので、最寄りの警察に相談するのが
よいと思います。
いずれにしろ、新規に継続的取引をする場合は、
慎重を期することや相手の情報を得ることが大切です。