創業するには資金が必要です。何で創業するかで必要とする内容、金額は異なりますが、共通する内容もあります。
事前に必要な資金を試算しておかなければ資金の調達もできません。
設備資金とは店舗や工場、設備を購入するための資金です。具体的には事務所店舗賃貸借の保証金(敷金)、仲介手数料、内装工事、外装工事、机、キャビネットなどの備品、パソコン、プリンター、コピー、電話、FAX、金庫、空調設備、営業車など開業のために一時的にかかる比較的高額になるものです。チェックリストを作成して抜けのないようにしましょう。また、準備する時期を考えることも大切です。保証金(敷金)なでは実際に創業する数か月まえに必要になるものです。
運転資金とは仕入代金、家賃や給料、通信費、水道光熱費など、事業を運営するための必要資金で毎月または年数回定期的に支出されるものです。運転資金も家賃のように固定的なものと仕入代金のように変動するものがあります。創業にあたってチェックリストを作成して運転費用の見積もりをしましょう。
設備資金に運転資金3か月分が創業資金と考えてよいでしょう。自己資金で賄えるかまずは確認しましょう。