会社員ですと、社会保険や税金は給与から控除されていますが、定年後は年金から控除されますが、基本すべて自己負担になります。その仕組みを知っておくことは大切です。
定年後の健康保険は基本、国民健康保険になります。
健康保険料は、前年の所得をベースに計算されます。
保険料は所得によって金額が異なる所得割額と決まった定額の均等割額によって計算されます。
収入が多くなると結構な保険料になってきますので、留意する必要があります。
所得税・住民税ともに年金から控除されます。
控除される人は公的年金控除の枠以上に年金をもらっている人になります。
公的年金控除は年金の額によって異なります。
控除後の金額に他の所得があれば加算した金額が所得になります。
その所得から社会保険料、生命保険、医療費の控除と基礎控除を差し引いた金額に所得税、住民税が課されます。
ようは収入が多くなると税金が多くなるということで、生活費をとして考慮しておくことが肝要です。